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Amazon E-Commerce Service(ECS) 第1回

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Amazon E-Commerce Service(ECS)にアクセスしてみましょう。

ECSにアクセスするために、RESTプロトコルを利用します。RESTに関する詳しい説明は省略します。ここでは、データを取得するために必要な情報をURLを使ってECSに渡す仕組みと考えてください。


実際にデータを取得するためのURLの例を示します。

(URLの例)
http://webservices.amazon.co.jp/onca/xml?Service=AWSECommerceService
&AWSAccessKeyId=[your Access Key ID]
&Operation=ItemSearch
&SearchIndex=Books
&Keywords=dog

注)実際は一行です。


以下では、URLの意味を一つずつ見ていきましょう。


http://webservices.amazon.co.jp/onca/xml?Service=AWSECommerceService

この行は、"Base URL"と呼ばれます。Base URLはデータを取得する地域ごとに異なります。たとえば以下のようなBase URLが用意されています。

アメリカ
http://webservices.amazon.com/onca/xml?Service=AWSECommerceService
日本
http://webservices.amazon.co.jp/onca/xml?Service=AWSECommerceService

ここでは、Base URLとして日本のものを利用します。


以下では、Base URLにつづくパラメータの意味を説明します。


AWSAccessKeyId=[your Access Key ID]
このパラメータは、ECSを利用するためのIDを設定しています。ここでのIDとは、ECSを利用するためにサインアップしたときに、Amazonから発行されたIDです。


Operation=ItemSearch
このパラメータは、ECSに要求する操作を指定するものです。ItemSearchを設定すると、特定の条件を満足する商品(Item)を検索する操作を要求します。


SearchIndex=Books
このパラメータは、商品(Item)の種類を指定するものです。OperationパラメータをItemSearchに設定したとき必要となります。ここでは、[Books]を指定しています。


Keywords=dog
このパラメータは、商品(Item)を検索するときのキーワードを設定します。OperationパラメータをItemSearchに設定したとき必要となります。ここでは、[dog]を指定しています。

キーワードは、1つ以上指定することができます。複数個のキーワードを指定する場合には、
キーワードとキーワードを"%20"で区切って指定します。
例)
&Keywords=cat%20dog

また、アルファベット以外の文字を指定するときには、URLEncode codeを利用する必要があります。


以上の各パラメータに指定できる値は、Technical Documentationを参考にしてください。


(URLの例)の[your Access Key ID]に自分のAccess Key IDを設定して、ブラウザでアクセスしてみてください。検索結果がXML形式で表示されるとおもいます。
(注)[ ]はいりません。


今回のまとめ
RESTプロトコルを利用して、ECSにアクセスし、データを取得するための基礎を学んだ。
ECSに実際にアクセスして、検索結果がXML形式で返されることを確認した。

次回は、各パラメータについて、より詳細に見ていくつもりです。


(参考)
Technical Documentation

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