Amazon E-Commerce Service(ECS) 第5回
今回は、ECS+XSLで、商品情報(XML)をXSLを利用して整形して、表示する方法を紹介します。
ECSでXSLを利用するためには、以前紹介した商品情報問い合わせをするときのパラメータに加えて、次の2つのパラメータを指定する必要があります。
Style XML(デフォルト値) or [XSLまでURL]
何も指定しなければ、デフォルト値のXMLが利用され、XMLが出力されます。
contentType text/xml(デフォルト値) or text/html
デフォルトでtext/xmlが指定されているので、何も指定しなければXMLとして出力されます。しかし、xslを指定して、html形式の出力をさせたい場合には、text/htmlを指定する必要があります。
たとえば、xml -> htmlのためのXSLファイルを準備した場合には、
Style=http://kazuhiro.ty.land.to/samples/aws/amazonxsl.xsl
conentType=text/html
などと指定します。
http://kazuhiro.ty.land.to/samples/aws/amazonxsl.xslには、非常に簡単なXSLのサンプルを実際に準備しましたので、中身を眺めてみてください。
では、実際にECSにアクセスして、出力結果をみてみます。RESTを利用するためのURLは、第4回のURLに今回説明したパラメータを追加すればよいので、以下のようになります。
(注)Styleパラメータに指定された値の%3Aは「:」、%2Fは「/」のURLエンコーディングです。
今回のまとめ
ECSを利用して得られた、商品検索結果にXSLを適用する方法を学んだ。
XSLを適用して、出力結果(XML)をHTML形式で出力した。
StyleパラメータにXSLまでのURLを指定した。
contentTypeパラメータにtext/htmlを指定した。
(参考)
Amazon Web Services Developer Connection
Technical Document