pgAdminIIIでpostgreSQLを操作する (データベース、テーブルを作成する)
postgreSQLをGUIクライアントを用いて操作して、テーブルを定義する方法を紹介します。postgreSQLとは、オープンソースのRDBMS(Relational DataBase Management System)です。
postgreSQLをインストールしたときに、一緒にインストールされたpgAdminIIIをクライアントとして用います。
例題として、次のようなテーブル構造をもつデータベースを作成します。
データベース名 : test
テーブル名 : items
カラム名 型 備考
id serial not null、 primary key
date date not null
title varchar(255) not null
body text not null
pgAdminIIIを起動します。起動したら、左にあるサーバリストの中から接続したいサーバを選択してダブルクリックしてください。パスワードを要求するダイアログが表示されます。そこで、パスワードを入力するとサーバに接続することができます。
接続したら、左のリストから「データベース」を選んで、右クッリクします。表示されたメニューから「新しいデータベース」を選択してください。
表示された(新しいデータベース)ダイアログで、次の変数を設定してください。
名前
test
オーナー
インストールのときサービスを実行させるユーザとして設定したユーザ名を指定します。
オーナーは登録されたユーザーのリストから選択することになります。
ここでは仮に、postgresとします。
次に、
test->スキーマ->publicを選んで右クッリクします。さらに、表示されたメニューから新規オブジェクト->新しいテーブルを選択します。
表示された(新しいテーブル)ダイアログで、次の変数を設定します。
名前
items
オーナー
postgres
OID
チェックを入れる
次に、
(新しいテーブル)ダイアログの列タブをクリックしてください。ここでは、カラムを定義します。追加をクッリクして、表示された(新しい列)ダイアログで、それぞれ次のように変数を指定してください。
(変数) 名前 データ型 NOT NULL 長さ
(値) id serial チェック
(値) date date チェック
(値) title varchar チェック 255
(値) body text チェック
次に、
(新しいテーブル)ダイアログの制約タブをクリックしてください。主キーを設定します。左下のリストで、主キーを選んで追加をクリックします。開いた(新しい主キー)ダイアログで次の変数を設定します。
名前
pKey (好きな名前でOKです。)
(新しいテーブル)ダイアログの列プロパティをクッリクして、左下のリストからidを選んで、
追加、OKの順にクッリクします。
(新しいテーブル)ダイアログのOKをクッリクするとテーブルが作成されます。
以上で、データベースとテーブルの作成は終了です。お疲れ様でした。
他にも多くの機能が提供されていますが、それらについては必要に応じて調べて使っていこうとおもいます。機会がありましたその都度紹介していこうと思います。