Technorati APIをRubyで利用する (Cosmos Query編)
「Technorati APIをRubyで利用する (Search Query編)」では、Technorati APIの「Search Query」で、目的のブログをキーワード検索する方法を紹介しました。
今回は、「Cosmos Query」を利用して、検索してみつかってブログに関する情報を取得する方法を紹介します。
取得できる情報として、以下のものがあります。
○ランク(ブログの場合)
○被リンク数
○リンクしているブログのタイトル
(注)他にも取得できる情報があります。詳しくは、「テクノラティジャパン APIの使用に関して」を
ご覧ください。
以下では、「Cosmos Query」をRubyから利用するコードを紹介します。
○「CosmosQuery.rb」
「Cosmos Query」を利用して、指定したURLに関する情報を検索するためのクラスです。
○「CQParser.rb」
「Cosmos Query」の検索結果(XML)から、ほしい情報を取得するためのパーサクラスです。
○「main.rb」
「CosmosQuery.rb」と「CQParser.rb」の使い方をしめした、コードです。
以上で、Technoratiが提供する2つのAPI(「Search Query」と「CosmosQuery」)をRubyから簡単に利用するためのライブラリが完成しました。
これで、「Search Query」のキーワード検索で、ブログを検索し、
「CosmosQuery」で読むべきブログの候補を絞るという当初の目的が達成できそうです。
しかし、問題があります。Technoraiの提供しているAPIは、アクセス回数が制限されている点です。
500回/日です。がりがり検索するのは厳しいかもしれません。
また、「Seach Query」で得られる検索結果の質が良くないことも問題です。
そこで、今後は、ブログやRSSを検索する他のサービス(API)も利用して、独自の検索手法を開発していこうと思います。
おすすめのサービスがありましたら、情報提供をしていただけると助かります。
よろしくお願いします。