無線LAN(Wi-Fi)通信機能とデジタルカメラの可能性
現在、モニターさせていただいているデジタルカメラ「COOLPIX S50c」(Nikon)には、
○無線LAN(Wi-Fi)通信機能
○オリジナルのスライドを作成する機能(Pictmotion)
○顔認識機能
○洗練されたデザイン
といった多くの優れた機能が搭載されています。
基本として備わっている機能を利用して、どのような応用ができるか考えてみたいと思います。
今回は、「無線LAN(Wi-Fi)通信機能」について取り上げます。
○無線線LAN(Wi-Fi)通信機能
この機能を使うとほんとうにいろんなことができます。
そのなかで、あえてひとつ選ぶばなければならないとするならば、「位置情報取得機能」を、
が欲しいと思います。
位置情報があると、写真の使い方、楽しみ方が格段に増えると思います。
そこで、どんな楽しみ方、使い方が提案できるか、そして、位置情報の需要がどの程度あるのか
考えてみました。
(楽しみ方)
知らない町や旅行に出かけたときに、気になる写真を撮影して家に帰ってきます。
写真をみながら、地図で場所を確認すると、こんな場所にいったのかという
新たな発見を楽しめます。
友人や家族に写真を送ったときに、場所はここだよという情報があれば、より多くの
臨場感を伝えることができると思います。
(使い方)
写真(絵)と位置情報が必要なものは結構ありますよね。
たとえば、
○不動産業務で物件の管理
○警察の見聞
○ニュースの素材
○店舗の案内
などが考えられます。内容がかなり偏っている気がしますが・・・(^^;
個人には、ブログで、位置情報位置の画像が利用できると便利です。
画像だけも記事の質が向上しますが、位置情報を加えると、情報の質がさらに増し気がします。
読み手と書き手で、より多くの情報が共有できるからだと思います。
(需要について)
「Flickr」では、登録された画像に位置情報をつけられる機能を追加したところ、あっという間に
多くの画像に位置情報が付加されました。
また、最近では、携帯電話で写真をとったときも、GPS機能を使って写真に位置情報を付加する人が 私の周りでも増えてきました。
これらの事実から考えると、位置情報を取得する機能への需要は、相当高いと考えられます。
(どうやってやるのか)
Wi-Fi接続よって得られる情報を簡単に取得できる”仕組み”を提供できるならば、
それがベストだと思います。
位置情報取得サービスを、あっという間に、だれかが作ってくれます(笑)。
そうでなければ、既存のサービスを利用できるように、ちょっと?バージョンアップする。
参考までに、「Wi-Fi」電波から位置情報を取得する既存のサービスとして「PlaceEngine」を紹介しておきます。
もし、実現可能性のある機能ならば、ぜひ、開発にも参加したいですね(笑)
本当のサービスがどうやって立ち上がるのか、非常に興味がありますし。
このように考えてくると、
「デジタルカメラが画像(写真)という手段をもちいて、
実世界とネット世界を結ぶインターフェースとして受け入れてもらうにはどうすべきか?」
が今後、重要となってくるのかなぁと思います。漠然としすぎですね(笑)。