(メモ) emacsの日本語入力方法を設定する Fedora & CentOS
emacsで利用する日本語の入力方法を設定する方法について、紹介します。
コンソールでログインしている場合は、Xの日本語入力メソッドを利用することができます。
一方、sshなどを利用してリモートログインしている場合は、emacsの日本語入力方法を設定しておかないと、日本語入力ができないなんてことになってしまいます。(経験済み(^^;)
○Fedoraの場合(Fedora Core 5で確認)
入力メソッドとして、Anthyを利用します。
(1)Anthy-elをインストールする
yum install anthy-el
(2)ホームディレクトリの「.emacs」ファイルに次の記述を追加する
(set-language-environment "japanese")
(set-input-method "japanese-anthy")
○CentOSの場合(CentOS 4で確認)
im-swicthコマンドを利用します。
im-switch -s インプット方法
e.g. im-switch -s kinput2-canna
(注)Fedoraの場合の方法も使えるようです。
どちらも、「Ctrl + \」で日本後入力モードが起動します。
(おまけ)
○TeXの文章を書く
日本語でTeXを使うときには、一苦労しました。
platexをつかっているのですが、コンパイルするためには、文字コードがEUCでなくてはなりません。
最近のOSは、デフォルトの文字コードがutf8なので文字化けします。
「.emacs」ファイルで(set-language-environment "japanese")を設定すると、ちゃんと読めました。
○viでutf-8とeuc-jpの両方を扱う
なにも設定しないと、文字化けが起こりました。
ホームディレクトリの「.vimrc」ファイルに次の一行を追加すると、
文字化けしなくなります。
set fileencodings=iso-2022-jp,utf-8,cp932,euc-jp