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(memo) ソースネクスト 「特打」マーケティング

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○いかなるマーケティング方策も顧客に受け入れられなければ意味がない。まず顧客にどう受けられるか。そこにマーケティングのすべての照準を定め、商品要素の再編成を追及したのである。

○「コンピュータ、ソフトなければただの箱」といわれる割には、ソフト軽視の市場構造が出来上がっている。その理由は、多くの必要なソフトはハードにあらかじめ内臓され、それがハードの価格を押し上げているからだ。確かに、ハードの中に基本ソフトが既に収納されているというのは一見便利なようだが、使わないソフトの分までユーザは負担していることになる。結果としてパッケージのソフトが売れないし、ハードのみならずソフトの価格も高くなる。

○店頭で売ってみて、お客様と話してみて、その商品の評価も分かるというものだ。

○市場秩序をユーザー側にとって利用しやすく、意味があるものに再編成していくことが、市場の広がりを誘導していくのである。

○顧客志向とは顧客の言うことをすべて聞くということではない。むしろ顧客自身さえも気づかずに困っていること、つまり見えないストレスを事前に予期し、それを取り払うことが本来の顧客の求めていることなのである。

○(前略)それは、供給者側の直接的利益を超え、顧客との信頼関係をどう築くかという姿勢のみが達成することのできる目標なのである。

○市場は単価×数量で決まる。

○既成のユーザーの満足感を誘うことを目的にしたのではなく、未知のユーザーを発掘する手段として<1980円>を採用したのである。

○ユーザーの選択性を広げることで、支持を得たのだ。安いけれど胃待ったものしか手に入らないのでは、ユーザーは本当の満足を得られない。

○今日型のマーケティングの常識からいけば、「価格=価値」であるとされる。価格の高いものこそ価値が高いのである。だが、マーケティングの目標は儲けることではない。ユーザーベネフィットをいかに極大化させるかこそがマーケティングの役割である。

○「すべての答えは店頭にあり」

○説明扉つきスリムパッケージ

○「販売促進」(SP=セールスプロモーション)とう言葉があるが、ユーザーサイドに立つなら<選択促進>こそが購買モチベーションを刺激する。同じSPでも「セレクトプロモーション」の方が今や求められる時代なのだ。

○今日の成熟市場においては、利益や売上げを上げることより。消費者の不安を軽減するということの方がずっと大切なビジネス目標になる。たとえ少ない数でも永遠に付き合ってくれる(買ってくれる)ユーザーさえいれば、ビジネスは継続できるからだ。

○問題は、ユーザー自身がどうゆう市場状態が自らにとって最も好ましいかに気づいていないということだ。現状に不満を抱きながらもそれが顕在化していない。それのどう気づかせるかが不可欠の要件になる。


(出典)


(参考)

ソースネクストのサイト


(ひとこと)

同じ対象をいろいろな呼び名でよんでいる。顧客、消費者、ユーザーなど。
読者のことを考えるなら統一すべきだろう。

パソコン初心者の視点で書かれているので、若干偏った視点があるかもしれない。

マーケティングを行ううえで、顧客を第一に考えることがいかに重要なことであるのかということを改めて認識させられました。

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