RTCカンファレンス『ブログ限界論』に参加してみました
『ブログ限界論』に参加してきました。
思いつくままに、キーワードと感想を書いてみます。
面白くないと感じられる理由について
○ブログというコミュニティが小さかった時は、価値観が限定されていた。
コミュニティ全体でその価値観を共有できていたので、面白いと感じられていた。
○ブログというコミュニティが大きくなってきて、価値観が多様化、専門化してきた。
コミュニティ全体で価値観を共有でき無くなってきている。
このことが、ブログを面白くないと感じさせている。
という意見に納得。
これ以外に、”慣れ”という要素もあるのではないかと思います。
悲しい、面白いとい刺激は、それがおなじ度合いで続いてしまうと、”慣れ”が生じます。
以前なら面白いと感じられたことが、今は面白いと感じられなくなっているという”慣れ”の要素も
あるのではないかと思います。
ブログを面白くするには?
面白いんだと思います。
多様化、専門化したブログの中には、読者が探している面白いブログがあるはずです。
しかし、検索エンジンを利用すると、面白いブログにたどり着けないことがあります。
以下が主な理由だと思います。
○ブログの内容が多様化、専門化し、数が増えたこと
○スパムブログや、”pay per post”のようなブログばかりが目に付くようになっていること
読者”個人”が、面白いと思うブログを簡単に見つけ出せる仕組みを提供することが
重要なのだと思います。
この仕組みを作るうえで、注意しなければならないことがあります。
みんなが面白いと感じるブログではなく、特定の読者が面白いと感じるブログを探すという点です。
良いブログを見つける仕組みづくり
面白そうな課題です。
試したい解決策もあるので、じっくり考えて実験してみたいと思います。
ネットもリアルも同じ”リアル”
確かにそうなのかもしれません。
「トーキョー☆ブックマーク」のターゲットは関西のOL
カンファレンスは、「トーキョー☆ブックマーク」のサポートを得て行われました。
スポンサーするところを間違えているのではというのが正直な感想です。
少なくとも、もうすこしやり方を工夫する必要があるのではないかと思います。
もろもろを承知で、あえて挑戦したのだと思うことにします(笑)
会場の男性率が高いことは、いうまでもありません。
あえて女性の視点で考えるのではなく、男性の視点で集客するといったとどうなるかというのは、
面白い試みです。
しかし、実際のケーススタディは、活発な感じで行われたというよりも、
”スポンサーのためにとりあえずやっとくか”という印象を受けました。
スポンサーがそれでいいなら、かまわないのですが・・・
せっかくなので、参加者だけでなく、スポンサーにも利益のある形のカンファレンを
提供できる工夫が欲しいと思いました。
GIGAZINEは赤字
広告費が安いから、収入が少ない。
一方トラフィックが多いので、サーバ代もろもろにお金がかかる。
したがって赤字だということをおっしゃっていました。
何のために「GIGAZINE」を運営しているのかということがはっきりしませんでしたが、
お話を伺う限り、ビジネスとしてやっていこうとされているのだと感じました。
ビジネスとしてやっていなら、やり方を間違っているのではないか思いました。
日本市場では、アフィリエイト広告収入が少ないことは、あらかじめ分かっている事実です。
カンファレンスでは、日本で広告収入モデルが成り立たない理由として、
以下のものがあげられました。
○中小企業からの参入が少ない
○海外に比べて、良いブログを見つける仕組みが高度化していない
他に収入を生む仕組み、広告収入を高めるにはどうしたらよいかを考えて行く必要があります。
解決策を実験中であるため、現在は赤字だというのであれば、納得できます。
インターネットから受けた恩恵を還元する
「インターネットから恩恵をうけた人は、受けた恩恵をインターネットに還元する必要がある」
といった話題がでました。
地球環境の問題などと、まったく一緒だなという感想です。
自分たちの時代だけ、住み心地がよければいいのか?といことです。
地球環境やインターネット環境をよりよくするためには、”今の時代”でうけた恩恵を、
還元して行かなければなりません。
まずは、”自分に何ができるだろう”と考えようと思うことが大切です。
次は、行動ですね。
携帯をつかったネット社会でおきていることをまとめるサイト
ブログによるネットと携帯をつかったネット、異質ですよね。
ブログ社会で起こったことをまとめてあるサイトは、あるのに携帯のはないよね。
(へぇ・・・そうなんだ。)←心の声
そもそも、携帯のネット社会でおきていることなんて、把握できるの?
興味深いお話です。