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(book memo) 一冊の手帳で夢は必ずかなう

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Memo

○手帳に夢を書いて持ち歩く。たったこれだけで、もう自分の夢を見失わないのです。

○手帳にメモしたことは、安心して忘れられるので、その分、今大事なことに使える脳の領域が広がります。

○三種類の手帳を使う方法を考えました。
  「なりたい自分」を綴った「夢手帳」
  思い通りの未来を実現すべく行動を管理する「行動手帳」
  行動や思考のポイントをまとめた「思考手帳」

○手帳は接触頻度に応じてその力を発揮する

○手帳が厚いということは、それだけ手帳の持ち主の思いも「厚い」し「熱い」ということなのです。

○夢を持つことに関して、大半の人は「分相応の夢かどうか」を考えて立ち止まってしまうかもしれません。でも、それは無意味です。人の「分」というものは、夢に向かって努力するからこそ向上するのであって、夢を限定する物差しではないのです。

○夢がどうして大切なのか。それは、人は夢で描いた自分の姿以上にはなれないからです。

○いかに現実が苦しくても、人は夢を持つことでその苦しさから救われるものなのです。不思議なもので、具体的に文字にすると、夢が”居所”を得るせいか、気分が落ち着いてきます。「僕には、こういう夢があったんだな」と再認識し、夢に近づく努力をしようという元気もわいてきます。

○未来年表の大まかな作製工程
  ①夢や目標を列挙し、ゴール地点(達成日時)に配置する
  ②現状と夢との距離を見定める
  ③進まなければならない距離を、達成日時までの年月で振り分ける

○目先の目標ばかりを考え、どんな人生を歩むために努力しているかという、人生をロングスパンで捉える視点に欠けるため、本気で取り組むモチベーションも低くなります。十年、二十年先の「究極の目標」を見据えているから、正しい方向で今年の目標を明確にすることができるし、今年やるべきことに充実感と高揚感をもって挑むことが可能になるのです。

○夢手帳は、「①紙に書く」「②強く信じる」「③モチベーションを維持し続ける」ための拠り所なのです。

○「やりたいことリスト」をより魅力的にするコツ
  より具体的に記述する
  写真や絵などビジュアルを活用する

○いい言葉も、脈絡なく並べておくと、読み返すときに具合が悪いものです。ある程度、項目別に整理し、並べ替えることをオススメします。

○「ToDoリスト」を作ると、やり忘れが防げるだけでなく、何を先にする必要があり、何を後回しにすればいいのかという優先順位もわかります。リストを作らないと「ああ、やることがいっぱいある」と漠然に感じるのですが、一覧できるリストになっていると、急を要するものや時間をかけていいものなどを、比較検討できます。

○「思考チェックリスト」とはその名のとおり、考えるためのチェックリストです。それぞれの項目のポイントや注意点、流れなどを一覧できるようにしたもので、これがあればロジカルに、スムーズに頭を回転させることができます。
  例:新規事業チェックリスト
     「成長性」「将来性」「新奇性」「ナンバーワンになれるか」「特許をとれるか」・・・など
(中略)「思考チェックリスト」をつくるメリットは二つあります。一つは、検討事項に漏れがなくなることです。もう一つは、判断を迅速に、ロジカルにできることです。

○目標を数値化することのメリットは、(中略)目標がより明確になり、行動にハズミがつき、達成感を実感しやすいことにあります。
  例:企画書を書く→四十字×三十行のA4版用紙二枚にまとめる。

○頭に対して”放任主義”でいると、物事のポイントを捉えた集中思考が妨げられます。(中略)課題が生じると同時に、頭に、「ポイントは何だ?」と指示をすれば、(中略)ポイントを考えることに集中できる。

○「何事に対しても、すぐアクションに移すのではなく、まずはそれを達成する一番効率のいい方法を考えてから、そのあとで素早くアクションに移す」というものがあります。これは、「より早くゴールに突き進む」ためではなく「より早くゴールに到達する」ための考え方と言えるでしょう。

○「礼儀はカタチから入り心へ通じる」
  「大きな声で挨拶しよう。元気が出てくる」
  「笑顔をつくろう。心が楽しくなる」
  「人に礼儀を尽くそう。尊敬の念がわいてくる」

○イヤな思いをさせられた理由がなんであれ、そこから学ぶべきものが何かあるはずです。ムリヤリにでもそれを見つけ出し、「教えてくれて、ありがとう」と思えばいいのです。

○いい人生を歩みたい人は、目標に向かってやり残しがないように行動したいから、やるべきことを忘れないように、きちんとメモをとります。自分を成長させたいから、感銘を受けた言葉をいつでも見られるようにメモしておきます。

○情報収集三種の神器「夢」「赤ペン」「比較」

○情報整理の三種の神器「手帳」「パソコン」「A4ファイル」

○集中思考というのは、百メートルを全力疾走するのと似ています。百メートル走は、「ヨーイドン!」の合図とともに、走り出し、しだいにスピードを上げて、最速タイムでゴールを駆け抜けます。しかし、十メートル走るごとに障害物があったとしたら、どうでしょう?十メートル走って加速したスピードは、また十メートル走りなおさないと取り戻せません。

○人はモノ探しに、膨大な時間を費やしているそうです。「平均的なサラリーマンで、その時間は年間百五十時間に上る」

○「社員が自ら動くような仕組み」をつくることです。この仕組みは、数字による管理を徹底し、フェアでオープンな競争原理によってやる気・闘争心に火をつけることで実現することができます。

○「見通し管理」
月初めに目標を定め、その目標を達成できそうか否か、その見通しを数字で毎日確認する方式です。
(中略)「見通し管理」をやっていると、日々の数字に敏感に対応できますし、月半ばにはもう、「今月の数字」をかなり正確に把握することも可能です。

○社長たる者の意思決定はすべからく、彼ら(社員、株主、顧客)の「笑顔」と「感動」を得られるかどうかになければなりません。

○「商いは飽きない」
継続できる人が最後は成功する

○「勝つための基本方針」
  一、一番になれないことは、最初からやらない
  二、戦わずして勝つこと
  三、勝ち癖をつけること

○組織力は、徹底力です。細部にわたる徹底した意識の共有は、結果として会社を一つにまとめ上げます。そのことが、競合他社に勝つための会社のスピードになるのだと思います。

○「太陽活動が景気の長期変動に密接に関係する」ことに興味を持ったのです。

○数字のチェックや部下の「誉め・叱り」は、デジタルよりもアナログのほうが絶対効果的です。

○企業が継続的に成長するためには、
  ①社員が社会生活の何に命を捧げるのかという意味での「夢」
  ②宝の山はどこにあるのか、何の事業で稼ぐのかという意味での「ビジョン」
  ③何のために存在するのかという意味での「フィロソフィー」
という三つの志と、基本的行動原理・原則となる「マインド」、それにこれらを一言で社内外に知らしめるコーポレートキャッチ(中略)を社員全員で共有することが非常に重要だと考えています。

○手帳にメモしたことを淡々とこなす、(中略)その結果が夢の実現につながったのだと、私は実感しています。


Source


Postscript

「人生の段取り」をする方法を、具体的に紹介している本だと思います。

それは、「目標を具体的に定め、長期的な視点にたって目標にたどり着くために実行すべきことを紙に書く」ことです。


個人的な反省

  書いたものを見直す機会を増やす
  集中して思考する時間が増やす
  長期計画を作る
  とりかかる前にやるべきことを明確にしておく

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