『GTD』は自分を知るための技術
『Biz.ID×GTD!GTD創設者、デビッド・アレンさん来日記念セミナー(セミナー→イベントに変更されてましたw)』に参加してきました。
心に残った点、考えた点、思ったことなどをご紹介します。
・何かをマスターした状態とは、「そのことから少し離れていても、すぐ元の状態に戻れる状態」のこと
・何かを実践するためには、「成功、達成したなどの気持ちいい状態を体験すること」が大切
・スポーツ選手が大会のために念いりに準備を行うように、「仕事に対する準備をすること」は大切
・組織に『GTD』を適用することは可能
まずは、個人から
誰か全体をチェックするのかが問題
・マインドマップの使い道
1. ブレスト
2. 資料を俯瞰してみる
・デビッド・アレンさんのマインドマップ
・頭を空にしておくのは、「突然やってくる何かに備えるため」
・頭の中からすべてのものを取り除く方法は、「書き出すこと」
・自分の中にある壮大あるいは長期的な目標が重要な目標なのか?
チェックする問い:「目標を実現するために、次にすることは?」
次にするべきことがすぐ見つかる→重要である
次にするべきことが見つからない→重要でない
・モチベーションをなくす方法
長期的な目標をつくる→いつやるか分からないのでモチベーションがすぐ下がっていく
・苦痛なタスクをやり遂げるには?
到達点を見ることで、そのタスクの必要性を認識すること?
デビッド・アレンさんのマインドマップをみたり、話を聞いているとストレスフリーの状態をつくるには、「自分を知る」ことが大切なのではないかと思いました。
『GTD』は、ストレスフリーの仕事術という側面が注目されています。
しかし、アレンさんのマインドマップ(リスト)には、自分の役割やしたいことなども含まれており、自分とはどんな人で、何を目指しているのかが、はっきりわかるマップ(リスト)になっています。
(マップの中心にある「Me」がなによりの証拠です)
これは、つまり「自分を客観的に見ることができている」ということではないかと思います。
その結果、自分をうまくコントロールできるのでストレスフリーの状態が実現している、そんな感じをうけました。
全体を把握できていないと不安になる(ストレスを感じる)のは、「仕事」も「自分」も同じですよね。
「自分」を完全把握するというのは、一生をかけてもできないかもしれませんが、把握するための努力は大切だと思います。
また、「自分」と「仕事」が切り離せないなら、「仕事」を知るということは「自分」を知る上での一つの側面なのだとも考えられます。
まとめると、「『GTD』は自分を知るための技術」ではないかなぁと思いました。